キラい を通り越した 音

ど・ど・ど・ど・・・・・

「あの朝」、寝ぼけてるアタマをイッキに 正気にして ユワした音。

その間も その後も 目を開けるのが コワくて じっとカタまってた。

ゴジラが、ウチの家を 引きずって歩いてる姿を想像した。
倒れてきた箪笥を なんとか どけて 叫びながら父が部屋に来るまで。

それからも 何度か あの音に遭遇するたび

屋根だけが地べたに残って それ以外跡形も無くなってた 近所の自然食品のお店
2・3階だけ ぺっしゃんこになってた向かいのマンション
2階部分が千切れて、道の真ん中に 逆さまに転がってた 叔母の隣家・・・が浮かんでくる。

ごめんなさい。
もっと、もっと きつい状況が たくさん有ったのだけど。
いっぱい×いっぱい で もぅ それ以上 見ることがワタシには出来ませんでした。


・・・昨夜の あの音 は怖かった。